【読書ノート】人材ビジネスを楽しくする101のしかけ(5冊目)
■概要
人材派遣会社向け 図解 人材ビジネスを楽しくする101のしかけ
人材派遣会社向け 図解 人材ビジネスを楽しくする101のしかけ
- 作者: 山内栄人
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2014/10/07
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
著者は、過去に人材派遣業務にて、現場の管理から営業、スタッフの教育まで行い、
現在は現在船井総研にて、業務改善コンサルタントを行っている。
人材派遣業務の既存・新規への営業、経営者への戦略についての提案、求人広告の作り方などに対する
コツが整理されている。
■気になったこと、おもしろかったとこ
1、御用聞き営業かつ自社に強みのない営業をしていると、営業マン<顧客となり、対等な関係を築けない。
上記は、自戒を込めてメモをしておく。相手にとって、
価値のないどの営業マンとなってしまうと、より安くすることを求められたり、
高圧的に来られても、太刀打ちできない。
ここでいう価値のないというのは、「頼んだことしかやらない」、
ほかの営業マンと差別化されていないこと。
対等、対等以上の関係性を築くには、相手に価値のあることを与えることが必要。
例)時事と相手企業の関係性、中期経営計画や現場を踏まえたからみた採用課題の再設定、
相手の関心(ほかの会社の事例や派遣・請負を始めるときの注意点など)ごとに関する勉強会
や無料相談会の開催
2、営業にも多くの種類とその特徴がある
営業には以下の種類がある。新規か既存かという話は知っていたが、
PUSH型営業・PULL型営業というのは初めて知った。
PUSH型営業とは、自ら相手のもとに赴き、自社のサービスや商品をアピールし、売り込む手法。
メリットととしては、相手のもともとの意思に関係なく商品を売り込める
デメリットとしては、テレアポや飛び込み営業を行うため、時間に対する効果が低い
PULL型営業とは、広告(DMやCMや折り込みチラシ、HPからの問い合わせ)などから、
相手が興味をもって、こちら側にきてくれる営業スタイル。
メリットととしては、きてくれた相手は、自社のサービスに関心があるまたは課題を抱えているため商談に発展しやすく効率がよい営業方法と言われている。
デメリットとしては、自社のサービスや商品に対する興味がないと、人が集まらない可能性がある。