新卒から文系エンジニア→人材業界に転職した人のブログ

新卒から文系エンジニア→人材業界に転職。技術・スキルがないためブログを通して勉強。その後、IT業界の業界知識が活かせる人材業界へ。異業種×異職種の転職経験有り。

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【読書ノート】活版印刷の普及が顕微鏡の発明に与えた影響について 「世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史」(92冊目)

■概要

世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史


日常に当然のようにある「モノ」が、どのように発明をされていったのか。

それがどのような発明の連鎖で生まれていったのかが、整理されている書籍。

革新的なモノの誕生にどのように発明の連鎖が発生しているのかが、わかりやすくまとまっている。

「世界史が好きな人」、「新しいモノを生み出したい人」など読むと面白いだろうなと思います。

■面白かった事、気になった事

①ハチドリ効果

ある分野のイノベーションが、まるで違う分野のイノベーションに効果を表すことをハチドリ効果と呼ぶ。

例えば、花がより多く受粉を行う目的で、花蜜を分泌するようになった。

それに伴い、花蜜を得るために、ハチドリの羽の在り方が変化し、
ホバリングという独自の進化を遂げた。

このようなある分野のイノベーションがまるで違う分野のイノベーションに効果を表すことをハチドリ効果という。

②発明の連鎖が面白い

顕微鏡に使われる高度なレンズの発明には、グーテンベルク印刷機活版印刷)の発明が大きく影響している。

印刷機の登場→書籍の普及が進む→眼鏡需要が高まる→レンズを研究する人達が増加→顕微鏡の発明→細菌研究が進む→医学の進歩へ


それぞれの6つのストーリーがあるが、ある発明がある発明に飛び火していく物語は、非常に面白い。

是非、読んでほしい本。

世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史

世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史

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