【読書ノート】Learn Better(米Amazon2017年ベスト・サイエンス書)を読んで、PG学習に活かしてみる(85冊目)
■概要
「いかに効率的に学習していくか」
すでに世界の著名な学者が、その答えを出しているなら、参考にしようと読みました。
子どものころに学習困難を抱えていた著者が、多くの実証研究調査と、学びの専門家への取材を通して
得られたものをまとめています。
ポイントをまとめつつ、プログラミング学習に例えるとなににあたるか、というをメモ。
■物事を習得する/うまくなる学習のポイント
①学習内容について、自分に対し意味づけること。その意味付けが、深いほど学習効果が高い。
→「やらされるスタンスでやる」のではなく、「PGができたらこんなサービスを作れるかも」というモチベーションでやる。
②学習の理解を確かめるために、小テスト(他人に説明できるか)を取り入れる
→ブログや勉強会、SNS等で勉強内容のサマリを発信する。
③自分に対し、説明が必要な質問(なぜ?、どのように)を問いかける人ほど、学習効果が高い
→「このソースの1行はどんな意味があるのか」、「なんのためのif文なのか」等を考えながら、写経する。
④フィードバックをなるべく多く受けた方が良い。専門家と思考が、どのように違うのか、自分の誤りを認識でき、進歩が早い。
→同僚や先輩などから、コードのレビューを積極的に受ける
⑥学習結果より、プロセス評価した方が持続的なモチベーションにつながる
→学習により、どんなことができるようになったかよりも、どんな学びがあったかを評価する。