【読書メモ】エンジニア100人に聞きましたおすすめ一冊編② ~決定版 脳の右側で描け[第4版] ~
【今回の紹介】
以下のようなサイトで新人のエンジニア向けの書籍が紹介されている。
自分にとって有益かはわからないが、とりあえずタイトルに魅かれものから
読んでいくーー
エンジニア100人に聞きました」〜新人エンジニアにお勧めする一冊編〜
「エンジニア100人に聞きました 〜新人エンジニアにお勧めする一冊〜」ドリコムの場合 #e100q
【内容について】
■本の概要
ざっくりいうとこんな感じのことが書いてある本だった
①左脳と右脳の働きの違いについて
②右脳が絵を描くことにいかに適しているかについて
③右脳が絵を描くことに使われるためにはどうしたらいいかについて
④③の実践的な方法と効果について
■本についての感想
一言で言うと、おもしろかった。「脳の働きが左脳と右脳が違うこと」、またそれが「絵を描くこと」
に及ぼす影響はなかなか新鮮だった。
具体的にいくつか紹介すると、
①左脳の働きが強まることと絵を描くこと
・計画や論理、意味や価値を重んじるので、目の前を光景を細部まで描くという行為に集中できない
・「モノ」を定義づけ、・シンボル(象徴)として「モノ」をみるため、目の前にある対象物ではなく
記憶の中にあるシンボルを描いてしまう
→だから左脳で絵を描くのではなく右脳を使って絵を描いてほしいとのこと
②「左脳と右脳はどちらが支配的になる傾向がある」ということ
→だから普段支配的である左脳お使用したまま絵を描くと失敗する
③「小さい頃は右脳を使用していて、成長に従い、左脳を使用するようになっていくこと」
→だから小さい頃は夢中で絵を描くことができた。
あと最後に、以下の記述が一番印象的だったかも。本書の趣旨とは外れるかもしれないけど
④脳の内部の構造はどんどん変わっていく
以下引用
「人間の脳が自身について発見した最も有望な新事実のアイデアは、慣れ親しんだ考え方を変えたり
意図して新しいアイデアや作業にふれたり、新しい技術を学んだりすれば、
脳は自ら物理的に変えられるということ」
→凡人(自分みたいな)にも可能性は残されている!!笑
※具体的にどうしたら左脳から右脳に切り替えていくかという事は本をてにとってみてくださーい。
■自分メモ
①仕事を始めてから小説を面白く感じなくなったと左脳を使用することについて
本書には以下のようなことが書かれていた
「成長に従って右脳から左脳を使用するようになること」
「左脳は計画や意味、価値、論理、理性を重んじる」
左脳の働きと小説が面白いと感じなくなったことはもしかしたら
関係しているのかもしれないなーと。
小説のジャンルなどにもよりますが、小説は
・感情的な場合が多い
・小説を読む意味や目的ははっきりしないことが多い
・明確に意図の記述や文章もある(作者や他の読み手にはあるばあいもある)
それとは対照的に、仕事では一つの一つの作業に
・目的
・価値
・意味
・根拠
・計画
などを求められる
それは、まさに左脳的な脳の使い方を求められていると思う
一日に8時間以上はそうした頭の使い方を求められるなかで、無意識的に
同じ頭の使い方で小説をよんでいたからおもしろくなくなったのかもしれません。
②左脳と右脳の使用のバランスについて
本書では、「絵を描く」ということに焦点をあてていたからかもしれないが、
「右脳を使うか左脳を使うか」という二元論を述べているように感じた。
ほんとうにそうなのかなと。
「どちらかの脳に支配的になるように思考をしている」というような記述もあったが、
普段は常に左脳と右脳は入り混じりながら思考しているようにも感じた。
たとえば、「飲み物を選ぶ時」
健康に悪いと思われる、「甘い炭酸飲料」
健康に良いと思われる「水」
どちらかを選択するとき、どちらの脳をつかっているのだろうか。
極端な例だけれど、理性的に考えれば健康に良い物を選ぶであろうし、
感情や直感で行くならば自分の健康なんて考えずに自分の好きなものを選択する
この場合もどちらかの脳が支配的になり思考をしているのだろうか、、
不思議だけどすごく面白い。