新卒から文系エンジニア→人材業界に転職した人のブログ

新卒から文系エンジニア→人材業界に転職。技術・スキルがないためブログを通して勉強。その後、IT業界の業界知識が活かせる人材業界へ。異業種×異職種の転職経験有り。

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【読書ノート】絶対ブレない「軸」のつくり方(39冊目)

■概要

絶対ブレない「軸」のつくり方

絶対ブレない「軸」のつくり方

絶対ブレない「軸」のつくり方

ビズリーチを起業したの南壮一郎さんの著書。


行動力が圧倒的。

具体的には、

・前例のない中周りに反対されながらアメリカの大学を受験する

・野球チームのオーナーになりたくて、アメリカの野球チームオーナーに手紙を書いて会いにいく


とか。


ただ、書籍自体の期待としては


もっと深く人としての「物語」を読みたかった。



中途半端に教訓化されていて、つまらない自己啓発本みたくなっているのが残念なところ。


■気になったこと、面白かったこと

①ビズリーチの起業の背景


ビズリーチは、2009年の高年収向けの有料の転職サイトを立ち上げた。


それまでの無料が当たり前であった転職サイト業界に風穴をあげたビズリーチ。

その背景には、南壮一郎さんが楽天イーグルスの立ち上げに関わった後、

本人が転職エージェントを利用したときのことがきっかけだったという。



30人近くのエージェントを利用したが、それぞれがあなたにはこの求人が一番向いていると全く別の求人を持ってきた。


そこには以下の構図があり、非効率だと感じたという。

・求職者は、エージェントが持っている限られた求人の中で選択する
・企業は、エージェントが持っている限られた求職者の中で選択する



エージェントそれぞれが求職者情報をもつのではなく共通のDBの中で、
企業側もエージェント側も採用を行っていく方が効率的という着想で起業したという。


こういった話を聞くと、カスタマーとクライアントの間に合って情報の非対称性を武器に
マージンを得る人材業界・不動産業界・商社などはインターネットの特性によって破壊的なイノベーション
していくのかもなとおもう。

絶対ブレない「軸」のつくり方

絶対ブレない「軸」のつくり方

絶対ブレない「軸」のつくり方

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