新卒から文系エンジニア→人材業界に転職した人のブログ

新卒から文系エンジニア→人材業界に転職。技術・スキルがないためブログを通して勉強。その後、IT業界の業界知識が活かせる人材業界へ。異業種×異職種の転職経験有り。

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【振り返り】マスタの設定作業 ーモレやズレの無い作業を目指してー

【今回の紹介】

仕事にて、複数会社、複数チームが関わるマスタの設定作業を行った。
どのような点に気をつけて、どのような点が不足していたのかを振り返り、
次の類似する作業にいかす。


前提:
 作業内容:マスタの設定作業(マスタテーブル・データの作成、パッケージの設定)
 作業期間:1週間
 作業人数:3人
 

【内容】

マスタの設定作業にて、モレやズレが存在すると、後工程の工数にて
テストを行う人たちに多大な迷惑がかかる。そのため、普段の仕事より
丁寧にかつ、確実に、そして効率的な作業が求められた。


多大な迷惑とは具体的には、
 ・テストの手戻り
 ・障害発生時の原因がマスタ設定ミスだった件数に比例して、その原因調査や
  各種手続き(障害表の発行・分類・分析・対策)にかかる無駄な工数の発生する。


上記の設定ミスをなくすために、必要なことは以下
 1.設定内容の洗い出し漏れ
 2.設定内容のズレ
 3.設定内容設定時の作業ミス



■1.設定内容の洗い出し漏れ、2.設定内容のズレに関して意識できなかったこと

 切羽詰まってくると、以下の視点の考えができなかった。必ず、背景、目的を明確にすることが必要だった
 「なせ漏れたのか」
 「なんのために修正を行うのか」
 この認識を共有しないと、後で修正の手戻り・修正のさみだれが発生し、痛い目を見る
 ・そのモレの原因なら他に同じように漏れているか確認する必要がある
 ・その目的の修正なら、この修正も必要、またはその目的ならこの修正の仕方が最適だった
 など



■3.設定内容設定時の作業ミスを減らすために意識できたこと

「小さな成功事例を確認後、すべてのケースに展開すること」
「作業後に変更点が確実に変更されたかを必ず確認すること」
 パッケージの設定は、当初画面で行っていたが、手入力は、ミスを生む。
 そのため、XMLとテーブルに対し、以下の手順で修正を行った。
 1.ボリュームの把握(グレップまたは、SQLの発行にて確認)
2.1ケース修正。、diffをとる。修正部分のみ修正されていることを確認
3.画面にて、設定の変更を確認
4.すべてに修正対象に上記の修正手段で修正を展開


「新たに修正部分が見つかった場合、必ず横展開すること」
 1つの修正が見つかったら、必ず共有、同じ修正が無いかを調査する
 この修正横展開を行わないと、修正漏れが発生する


「修正者と確認者を必ず分けること」
 人のミスは必ずある。PGレビューのときもそうだが、他人の視点で確認してもらうことが必要

■まとめ

作業の納期・影響度・作業内容は、普段の作業よりプレッシャーのかかるものであった。
根拠を立てて、説明はできないが、
より制約がかかると、その分工夫する必要を迫られ、作業の品質が高くなるような気がします

ビルゲイツもこんなことを言っていますし。笑


ビル・ゲイツ「飛行機の出発時刻ギリギリに間に合うようにオフィスを出ろ。せっぱ詰まった時こそ最高の能力が発揮できる。」|リーディング&カンパニー株式会社

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