【読書ノート】リクルートの すごい構“創"力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド(63冊目) ※リクルート書籍まとめ
■概要
リクルートの すごい構“創"力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド
リクルートの新規事業化のながれと
リクルートの文化、制度についてかなり詳しく述べれられている本。
いくつもリクルート系の書籍が紹介されていたので、気になった方は併せて読むと面白いと思う。
特におもしろかったリクルートに関する書籍。
※人材系の企業を受けるときにチェックしていた
Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方
■おもしろかったこと、気になったこと
②やり方、流れはアメリカシリコンバレーのVCと一緒
課題設定をし、仮説を立てて、テストマーケティングして、ミニマムの予算で試してみる。
マイルストーンを置いて、スケールできなければ撤退するという体系化された新規事業量産メソッド
みたいなフローは同じらしい。
【読書ノート】なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方(62冊目)
■概要
なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方
ずっと気になっていた本。
ノーベル賞をとった科学者と、超優秀なファンドマネージャが立ち上げた企業でさえ、確実に勝つことは難しく倒産。
ファンドマネージャなどに頼るよりも、インデックス投資を行い、
分散投資を行った方が結局年利5%のリターンを見込める。
【読書ノート】人生の勝算(61冊目)
■概要
「showroom」というサービスを提供している方の書籍。
ツイッターで話題になっていたので読んだので、整理する。
その考え方がコミュニティビジネスの本質として「スナック」に通じているというのは、非常に面白かった。
※町の理髪店、スナックがつぶれない理由からコミュニティビジネスの成功要因を抽象化し、当てはめていた。
■気になったこと、おもしろかったこと
①スナックビジネスの本質は、コミュニティビジネス。
以下のような特徴をもつほど、コミュニティとして団結し、継続する傾向になる。
・余白があること
⇒はやく酔いつぶれてしまう、ママ。助け合いの精神が生まれ、店を支える当事者意識が芽生える。
・クローズドな環境で常連客がいること
⇒「自分たちが」という意識が、コミュニティでは重要。「自分がいなくては」という意識をどう生成するか。
・仮想敵がある
⇒外部にわかりやすい敵がいたほうがコミュニティは団結する。
・共通言語や共通コンテクストがある
⇒ある曲が流れたらこの盛り上がり方、この曜日はこう盛り上がる、みんなこのお酒を必ず頼む等
上記、驚くほどアイドルビジネスやshowroomで起きている事象と重なる。
コミュニティビジネスとしての本質として汎用的なんだなと。
②自分の人生の勝算が明確、一貫しているほうが幸せ
この著者は狂ったように働き、自分が介在している価値を世の中にあたえることを人生のゴールにしている。
一方で兄は、仕事は定時。家族との時間を最も大事にすることをゴールにしている。
※年収が上がるが、労働時間が増えるオファーは受けなかったとのこと。
自己内省を通して、結局何を大事にするのかを優先度つけて生きていくこと、他者からのものさしでなく
自分のものさしで上記を明確することをさっさとやったほうがよさそう。
③ストリートミュージシャンに1万円をだす瞬間
リクエストをしてもらい、1週間後に再びくることを約束し、1週間練習してきたものを披露。
カバー曲(本物ですら)は1万円なんていう値段はしない。
それでもお客さんは、路上パフォーマンスに1万円を払った。
上記の単なるモノに対する消費ではなく、ストーリーの伴った人対人による消費。
経験を伴うコトに対する消費であり、完璧な商品をただ提供するというコト消費にはない消費の仕方。
自分が行っている、
・人勧められていったライブでファンになって、普段買わないCDを買う
・有名じゃないときから応援しているから、○万円も課金する
にも通じている。
- 作者: 前田裕二
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/06/30
- メディア: 単行本
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【読書ノート】10万円から始める高配当株投資術(60冊目)
■概要
日本株式のみで資産運用している人の本。
タイトルはかなり胡散臭いが内容は堅実。
大きなリータンではなく、小さなリターンをできるだけリスクを小さくしていかに得るかといったかんじ。
情報のインプットとして、四季報を利用しつつ、以下のような企業を探しだし、
小額から株式を購入し、様子をみて割安なタイミングで分散購入していく。
以下に注意して銘柄を選定し、複数銘柄で長期保有を目指し、行っていくというきわめて堅実な手法だった。
・有利子負債が少ない企業
・自己資本比率が高い企業
・売上高に対する純利益率が高い企業
・赤字と黒字が年度ごとに推移してない企業
■気になったこと、おもしろかったこと
①仮説で買って事実で売る
四季報で仮説をたてて、割安なタイミングでかう。
日経、決算短信等で実績が公になり、株価が上がったタイミングで売る等を検討する。
実績が出たタイミングで他の人達と同じタイミングで購入しないこと。
②割安感はPERをみて判断する。
PERが非常に高い企業はリスクが高い。
清涼する可能性もある分、一気に下落する可能性も十分にある。
PERの説明:http://kabukiso.com/apply/useinfo/perkiso.html
③NISAで買い付けランキングをみて買わない
ざーと読んで、そういえば株式始めようかと思って短絡的にみんなが買っている株をとりあえず買ってみるか
と思ってたけど、買わなくてよかったなと。
冒頭に書いてあることを確認せずに買っても、長期保有もできないし、株が下落したときに
不安になって投げ売りしそうだったと。
- 作者: 坂本彰
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2017/05/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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もう少し情報収集してから、資産運用を本格的に始めていく。
【読書ノート】難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!(59冊目)
■概要
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
つりみたいな本のタイトル。
タイトル通り、事前知識0で読めるような形式で書かれている非常に読みやすいし、
内容はわかりやすくしっかりしていてわりとよかった。
総じてうまい話はないなー、というのと
なまじ素人知識でやるなら、「インデックス投資」というのは、よくきくし、よく書いてあるなーと。
※とりあえず、インプットだけだとなにも始まらないので来月あたりから実際にお金を動かしていこうかと。
■気になったこと、おもしろかったこと
①ノーリスクで少しのリターンを得たいなら国債、インデックスの国内、海外の組み合わせが無難
世の中にうまい話はない。
投資の素人は元本保証されているかつ、利回りが0.03の国債へと0.05のインデックスを複利で行っていくのが妥当とのこと。
②外国の為替、不動産投資は窓口でかわされる
銀行員もビジネス。
とりあえず、利幅が大きい商品を進める。
手数料やリスクなどを考えず、提案してくるので注意が必要。
※上記分からずに、親切に教えてくれる窓口といったものを利用する人が一定数いるらしい。
お金持ちからは手数料を、貧乏人からは利子をとるビジネス。
③インデックスファンドとアクティブファンドについて
◯アクティブファンドは選ばない
ファンドマネージャが選んで投資するため、人件費がかかる。
上記の割に、インデックスファンドの方が利回り実績が平均して高いとのこと。
◯インデックスを買う投資信託の選び方
どこもたいして運用実績はかわらないかつ、昨年度実績はあてにならないので、手数料が最も安いとこへ。
運用管理費と販売手数料をみる。
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
- 作者: 山崎元,大橋弘祐
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2015/12/04
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【読書ノート】★社会人3年目まで必読★ LIFT SHIFT (58冊目)
■概要
を読んだ。
今後、平均寿命を考えると100年生きることとなる。
そのときに、これまでの時代になかった人生設計が必要になる。
たとえば、
・定年後の40年をどう過ごすか。
・仕事に傾倒し、無形資産(友人/家族/恋人)が無い人はどうなるか。
・パートナーとの関係はどうなるか。
・企業から独立する新しい働き方のパターンとは。
日々の仕事に忙殺されている人は(自分みたいな人)、
視界がより広く、より遠くへひらけるので面白いと思う。
個人的な理想としては、
片方の仕事は定時上がり、片方の仕事で専門的なスキルを体得しつつ、収入を得る働き方を探してみたい。
■気になったこと、面白かったこと
①無形資産の重要さ
たとえば、無形資産とは、友人/家族など形は無いが、自分にとっては大きな資産となる存在のこと。
人生のステージによって、仕事とのバランスを見て維持する必要ある。
自分が独立したい時、仕事をクビになったとき等のなにかあったときに助けれてくれる存在。
仕事に忙殺されると疎遠になりがちだが、バランス感覚が大事。
②年齢とキャリアのバランスをみる無意味さ
本書を読んで、つくづく年齢とキャリアのバランスをみる無意味さを感じた。
※人材業界で働いていて、上記の理由で書類選考をお見送りになる方が多いので、、
年齢によってスキルが低いなら、相応のオファー額を提示すれば良い良いと思う。
大学を出て、ある企業に勤めていて何歳くらいならこのくらいのスキルをもってるはずだから、
この年齢ならこのスキルを持っているはずだみたいなのは、どんどん崩れていってほしいなと思う。
- 作者: リンダグラットン,アンドリュースコット,池村千秋
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/10/21
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【読書ノート】決算書がスラスラわかる財務3表一体理解法(57冊目)
■概要
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)
WEBで検索するとだいたいオススメされている会計の書籍。
入門書を2−3冊くらい読んでから、読んだ方が腹落ちする気がする。
財務3表の関係性について、全体を俯瞰的にわかりやすい言葉でかかれているので読みやすい。
■気になったこと、おもしろかったこと
・貸借対照表の利益余剰金と損益計算書の当期純利益が繋がっている。
・50万円で商品を仕入れしたとき、100万の買掛金をつくったときの上記3表の動き
等、ひとつひとつではなく連動している点が整理されている。
安定性、成長性、収益性等の財務分析のための指標はわかるが、
全体としての流れがぼんやりしている人にはすごくわかりやすい。
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)
- 作者: 國貞克則
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2007/05/30
- メディア: 新書
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