【読書ノート】10万円から始める高配当株投資術(60冊目)
■概要
日本株式のみで資産運用している人の本。
タイトルはかなり胡散臭いが内容は堅実。
大きなリータンではなく、小さなリターンをできるだけリスクを小さくしていかに得るかといったかんじ。
情報のインプットとして、四季報を利用しつつ、以下のような企業を探しだし、
小額から株式を購入し、様子をみて割安なタイミングで分散購入していく。
以下に注意して銘柄を選定し、複数銘柄で長期保有を目指し、行っていくというきわめて堅実な手法だった。
・有利子負債が少ない企業
・自己資本比率が高い企業
・売上高に対する純利益率が高い企業
・赤字と黒字が年度ごとに推移してない企業
■気になったこと、おもしろかったこと
①仮説で買って事実で売る
四季報で仮説をたてて、割安なタイミングでかう。
日経、決算短信等で実績が公になり、株価が上がったタイミングで売る等を検討する。
実績が出たタイミングで他の人達と同じタイミングで購入しないこと。
②割安感はPERをみて判断する。
PERが非常に高い企業はリスクが高い。
清涼する可能性もある分、一気に下落する可能性も十分にある。
PERの説明:http://kabukiso.com/apply/useinfo/perkiso.html
③NISAで買い付けランキングをみて買わない
ざーと読んで、そういえば株式始めようかと思って短絡的にみんなが買っている株をとりあえず買ってみるか
と思ってたけど、買わなくてよかったなと。
冒頭に書いてあることを確認せずに買っても、長期保有もできないし、株が下落したときに
不安になって投げ売りしそうだったと。
- 作者: 坂本彰
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2017/05/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
もう少し情報収集してから、資産運用を本格的に始めていく。