【読書ノート】知的戦闘力を高める 独学の技法(67冊目)
■おもしろかったこと、気になったこと
①情報がオーバーフローしているこの社会でどう学ぶか
新しい技術、知識がどんどんでてくる、キャッチアップするだけで精一杯になってしまう。
正直、日経新聞/NewPicksをざーっとみて、朝の通勤電車を終えてしまうこともしばしばであった。
学習した領域を超え、これまでインプットした知識/経験を活かして、類似した考え方をどれだけできるか、
が重要そうであった。
書籍で紹介されているような、日々の情報(新聞/Twitterの情報)を無目的的に
インプットすることや続々と出版される自分の成功体験を自慢するようなないよう薄いビジネス書を読んで
知識をインプットした気になっている。人には目が覚めるないようだと思った。
②学習のステップ
「戦略→インプット→抽象化/構造化→ストック」
現実世界にインプットした情報を活かそうとするならば、
戦略(テーマ)を持って、情報収集すること。
またインプットした情報を抽象化して、
他領域で同じようなことがいえるか、といったアナロジーを考えていくことが重要。
例)働かないアリがいることによって、集団の存続率が高まる。現実の企業組織でも同じことが言えるか等
③自分が本当に興味がある本性/好みでテーマを選ぶべき
「なりたい自分や、他人からこう思われたい」でつきすすむと結局人並みにしかならない。
自分が興味を持って、興味関心が止まらない分野にリソースをかけるべき。
上記は、Twitterでばずっていたが、ほんとうにその通りだなーと。
とりあえず、本書には各分野の古典が紹介されており、購入するだけで今後の読書の広がりが楽しみになるのでおすすめ!
- 作者: 山口周
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/11/17
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