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文系の学部から新卒でメーカー系のSIerに就職。技術・スキルがないためブログを通して勉強。その後、IT業界の業界知識が活かせる人材業界に就職

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【読書ノート】批判的であることを仕事に生かすには ーSIerとして考えてみるー

【今回の紹介】

 今回は以下の書籍を読んで

批判的であることを仕事で生かすにはどうするのか

 について少し考えたのでメモをしておく
 ※Sierに勤めているため、前提としてSierの仕事を思い浮かべて
 書いています。


知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫)
知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫)



 

【内容】

■著者の主張


 本書にて、批判的であることを評価している。
 批判的であるとは、以下のような
  ・相手の主張を鵜呑みにしないこと
  ・違う立場で考える
  ・根拠を問う 
  ・曖昧な定義の言葉に気づく
  ・主張や考えの「前提としている常識」に気づく
 
 などの視点で相手の主張や考えを受け止め、

「相手の論理の矛盾や不明確な部分を指摘し、代替案を提案すること」

 だと主張している。 


■自分の仕事において、批判的であることを生かすには

■仕事においての批判的であることのゴールは、組織や会社になんらかの貢献すること

 著書では、批判的になることのゴールが
 ・自分の考えを持つこと
 ・それを相手に伝えること
  であるように感じた。
 
 だが、仕事においての批判的になることのゴールは、
 組織に何かしらの利益をもたらさないとなーと思う。
  ・相手に矛盾や論が甘いことを伝える
  ・自分の考えを持つこと
 をしても、会社や組織にとってプラスにならないとなんか
 自己満足な気もする。(個々の社員がロジカルになれば、利益上がりそうかもという安直な発想もしつつ)

 例えば、既存のチームのドキュメント管理やソース管理の在り方を批判して、
 非効率な点を改善し、工数削減によるコスト削減とか。


■批判的であることを仕事に生かすステップ

 批判的であることを仕事に生かすにはいくつかのステップがある気がする
  1.自分の周りの状況、相手の主張・考えに上記にあげた視点で違和感(問題)を感じること
  2.それをよく考えること 
  ・なぜそのような状況、考え・主張をしているのかを考える 
  ・代替案を考えること
  ・代替案を実現するにはどうすればいいかを考えること
  3.行動に起こすこと
  ・相手に伝える
  ・関係者を巻き込む
  ・状況や相手に納得してもらうこと
 
 こういうのは言葉で言うのは、容易だが実現するのはすごく難しい。
 これは一年目で学んだことである。
 様々な書籍、とくに問題解決系書籍には同じようなことが同じような書籍に
 溢れている。
 
 現実はもっと複雑だし、なによりかなりのパワーがいる。
  ・既に会社のやり方、既存の作業の進め方に染まっており、問題(理想と現実のギャップ)を感じない
  ・文句、批判、正論を自分の頭で完結し自己満足でおわる
  ・現実的な代替案が現実的でない(コスト・人・金) 
  ・関係者が多すぎる
  ・相手に伝える段階で納得してもらえない、反感をかう
  ・代替案を考えている途中にどうでもよくなってしまう。笑
  ・関係者に改善する意識は特にない、もしくは問題だと思っていない
 などなど。

 恥ずかしい話だが、自分はこの2の「それをよく考えること」で諦めてしまうことがよくある。
 たとえば、以前のソース管理の問題でのこと。
  同一人物が
   ・リリース漏れを2回ほどした
  なんでですかねーという話はあがったが、
  「ついうっかり」と当事者は言っていた。
  作業のプロセスを振り返って、改善すべきではと思った。
  ・ミスをしやすいような管理の仕方がなかったか
  ・リリース資産を2重確認すべきを確認する
  ・注意力が散漫になるくらい当事者が労働していたのでは?
 とか考えてたけど。
  現実には、リーダに話を通す必要がありpj状況では
  相手にされないと思い、日々の業務に埋もれていきました。
  かといって、強引に物事を進めるのは関係者の関係を壊しかねない。
  このバランス感覚が難しいような気がする

■現実的には、批判→仕事の改善するには

 正直、Sierのように必要作業が洗い出され、
 個々の作業を組まれるとそれ以外のこと
 (批判をとばして、なにかを改善しようとすること)
 は難しくなる気がする。物理的にも精神的にも。
 
 前々のpjでは、工程ごとに作業のプロセス、管理の仕方のふりかえり
 が行われていたけど、そういう取り組みが必要かも。
 時間や場所を作ればいいという訳ではないもかもしれないが。

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