【読書ノート】60分休憩なしの学習と15分ずつを4回に分けた学習は、どちらが効率よく記憶できるのか?
■概要
個人的な読書メモです。
■参考書籍
■選書理由
精神医学者でありながら、月に30冊以上を読書し、年間3冊以上を執筆する著者の
の読書方法に興味を持ったため。
以下、本書からの引用。
Q 60分休憩なしと15分ずつを4回に分けて学習するのはどちらが効率よく記憶できるか?
A 後者となる。
心理学では、初期と最後だけ集中力が増す現象を、初頭努力・終末努力と名付けられ、
中間の時間帯より脳が集中できることが知られている。
したがって、後者のほうがこの初頭努力・終末努力がより多く得られ、脳が効率的に記憶できる。
つまり、スキマ時間の学習はとても有効となる。
☆あとでまとまって勉強するから~ではなく、スキマ時間のほうが効率が良いからで学習時間を確保したほうがよさそうである。
■その他印象に残った・面白かった部分
・読書量とIQは相関関係がある。
・読書量と年収は相関関係がある。
・記憶を促すには、2つの要因がある。
1、記憶が何度も参照されるか
⇒海馬(短期記憶)から何度も参照されると側頭葉(長期記憶を司る)に連携されるため。
2、記憶に喜怒哀楽が伴ったか
⇒喜怒哀楽に伴い、脳内の記憶を促す物質(ドーパミン・○あ)が分泌されるため。
・インプットした情報(読書で得た情報)を1週間に3回アウトプットすると、忘れない。
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