【読書ノート】★社会人3年目まで必読★ LIFT SHIFT (58冊目)
■概要
を読んだ。
今後、平均寿命を考えると100年生きることとなる。
そのときに、これまでの時代になかった人生設計が必要になる。
たとえば、
・定年後の40年をどう過ごすか。
・仕事に傾倒し、無形資産(友人/家族/恋人)が無い人はどうなるか。
・パートナーとの関係はどうなるか。
・企業から独立する新しい働き方のパターンとは。
日々の仕事に忙殺されている人は(自分みたいな人)、
視界がより広く、より遠くへひらけるので面白いと思う。
個人的な理想としては、
片方の仕事は定時上がり、片方の仕事で専門的なスキルを体得しつつ、収入を得る働き方を探してみたい。
■気になったこと、面白かったこと
①無形資産の重要さ
たとえば、無形資産とは、友人/家族など形は無いが、自分にとっては大きな資産となる存在のこと。
人生のステージによって、仕事とのバランスを見て維持する必要ある。
自分が独立したい時、仕事をクビになったとき等のなにかあったときに助けれてくれる存在。
仕事に忙殺されると疎遠になりがちだが、バランス感覚が大事。
②年齢とキャリアのバランスをみる無意味さ
本書を読んで、つくづく年齢とキャリアのバランスをみる無意味さを感じた。
※人材業界で働いていて、上記の理由で書類選考をお見送りになる方が多いので、、
年齢によってスキルが低いなら、相応のオファー額を提示すれば良い良いと思う。
大学を出て、ある企業に勤めていて何歳くらいならこのくらいのスキルをもってるはずだから、
この年齢ならこのスキルを持っているはずだみたいなのは、どんどん崩れていってほしいなと思う。
- 作者: リンダグラットン,アンドリュースコット,池村千秋
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: 単行本
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【読書ノート】決算書がスラスラわかる財務3表一体理解法(57冊目)
■概要
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)
WEBで検索するとだいたいオススメされている会計の書籍。
入門書を2−3冊くらい読んでから、読んだ方が腹落ちする気がする。
財務3表の関係性について、全体を俯瞰的にわかりやすい言葉でかかれているので読みやすい。
■気になったこと、おもしろかったこと
・貸借対照表の利益余剰金と損益計算書の当期純利益が繋がっている。
・50万円で商品を仕入れしたとき、100万の買掛金をつくったときの上記3表の動き
等、ひとつひとつではなく連動している点が整理されている。
安定性、成長性、収益性等の財務分析のための指標はわかるが、
全体としての流れがぼんやりしている人にはすごくわかりやすい。
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)
- 作者: 國貞克則
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2007/05/30
- メディア: 新書
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【読書ノート】決算書でわかるいい会社、やばい会社は「ここ」で見抜く!(56冊目)
■概要
「決算書を正しくに読む」ために、読んだのでメモ。
元銀行員の方が、決算書のここをみるべきというポイントをまとめた書籍。
資金繰り等で銀行員と折衝が必要な、中小企業の社長向けの本。
一般的な営業マン視点でも面白かった。
■気になったこと、面白かったこと
①銀行員は中小企業の決算書は基本的に信用していない
提示されたB/Sとはべつに、実態B/Sを作り、
・棚卸資産の実際の価値
・固定資産の実態の価値
・怪しい仮払金
を鑑み、融資の妥当性を判断するとのこと。
融資が厳しい場合は、
銀行員はストレートに指摘することはなく、笑みを浮かべ融資の話はしなくなるのが現実だという。
②売上高総利益<売上の伸び
売上高総利益の向上よりも、売上の伸びに期待するとのこと。
経費の削減は簡単にできるが、売り上げを伸ばしていくことの方が難易度が高い。
売上が下がっていき、売上総利益をなんとか、、というのはジリ貧企業になるパターンらしい。
③一時的な利益に引っ張られない
・営業外収益等の固定資産の一時的な売却による収益
・保有不動産、株式の売却による一時的な収益
等による単年度の利益の増加には注意。
4−5年度の推移を見て安定的に収益を得られる企業なのかの理解が必要。
- 作者: 大畑伊知郎
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/02/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【読書ノート】仮説思考(55冊目)
■概要
限られた時間で課題設定、課題解決を行わなければならない人向け。
情報収集を重ねて重ねて、結論ではなく、
仮説をおいてその正しさを検証することに時間を使った方が良いという考え方。
コンサルは頭の使い方が違うなーと思わせる書籍。
■面白かったこと、気になったこと
①課題の洗い出し、優先度付け、分解は必ずしも有効でない。
限られているリソースの中で、理想的な上記を行っていると、それぞれの小粒な課題に対するアクションが膨大になり、
中途半端なケースになる場合が多い。
※大企業のエリートに多いとのこと。
②仮説を立ててから、必要な情報、ストーリーを描く。(よけいな情報は集めない)
事象となぜそうなっているかまで掘ったら、あとは仮説を立ててその正しさを検証するためだけに時間を使う。
その際、検証に必要なストーリーラインを組み立てること。
パワポでいう空のスライドを用意しておくらしい。
- 作者: 内田和成
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/03/31
- メディア: 単行本
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GWに決算書に読めるようになるために頑張った結果
■GWに読んだ会計関係の本
法人営業として、
企業の決算短信とかIRから、仮説や意見を持つことができたらいいなー
というなんとも恥ずかしい理由でGWに会計系の本を読んだ。
【改訂版】(ポイント図解)決算書の読み方が面白いほどわかる本 数字がわからなくても「決算書のしくみ」を読み解くポイント35
知識ゼロから決算書が30分でわかる本 角川SSC新書 (角川新書)
※ちなみに一番おもしろかったのは、インベスターZ。笑
【読書ノート】渋谷ではたらく社長の告白(54冊目)
■概要
サイバーエージェントの社長である藤田 晋氏の書籍。
学生時代のアルバイト時代から、インテリジェンスをやめて起業。
企業から上場までの流れをドキュメントのように書き綴られている。
きれいごとでなく、現実の生々しい上司や同僚とのやりとり(裏切り等)を含み自然体で書いてあり、読み物として非常に面白かった。
■気になったこと、面白かったこと
①インターネット業界の営業は希有だった。
2000年前後(ネットバブル当時)のとき、技術的なことがわかりかつ、営業もできる人材はとても希有だった。
そこに目を付け、「インターネットに関わる技術的な営業代行」を行ったのが、サイバーの始まりだった。
営業代行にて、収益をあげつつも、収益性の悪さを痛感し、なにか新しい自社サービスはないかと模索した中で、
目を付けたのが「クリック課金型の広告サービス」であった。
②藤田さんとホリエモンはとても深い関係があった。
サイバー最初の主力事業である「クリック課金型のサービス」を実現したのは、ホリエモンだった。
当時、藤田氏は、オン・ザ・エッジを起業し、HP制作を中心に仕事をしていたホリエモンに開発を依頼していたという。
※インテリジェンス時代にオン・ザ・エッジが他とは異なった商材を提供していたことを知っていたため。
さらに、サイバーの初期のころには、ホリエモンがサイバーの役員であったとのこと。
③起業する人のエネルギー
1週間2週間、家に帰らないのは当たり前。
むしろ週の労働時間を目標として高く設定し、仕事の無い時間を新事業を構想に使う、業務効率化の時簡を使うようにしていたという。
労働時間を長くすることに対して批判的ではなく、「仕事の無い時間をどう使うか」によるという一つの意見がおもしかった。
- 作者: 藤田晋
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/06/27
- メディア: 文庫
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【読書ノート】M2M―あらゆるモノを通信で繋ぎ競争力に差をつける!(53冊目)
■概要
日本の製造業でどのようなM2Mが進んでいるのかを知るために購入した本。
正直、微妙。
述べていることも既知だし、具体例も知っているようなことだったので。
発刊年をみたら、2008年だったのでしょうがない。
■おもしろかったこと、気になったこと
①なぜ東京で公共インフラの自動検診がすすみにくかったのか(ガス、水道、電気)
都心は住宅が密集しているかつ、検診後そのまま検診結果をポストに投函できるため。
システムの投資よりも現状の人による手動検診のほうがコストが安かったため。
これを考えると、
「M2Mを導入のメリットの1つである現地に行かなくてよい」は、
都心よりも、地方で進みやすいんだろうなと。
都心の工場よりもいくつかもつ企業よりも、全国の地方にちらばる工場をもつ企業のほうがM2Mの導入メリットは大きい。
②セキュリティの重視が増しそう
工場のモニターや工場機械の設定、カメラの動画をリモートで閲覧/操作できるとなると、
悪意のあるハッキングされたら被害は甚大だろうなー。
おそらく機械に想定外動作をさせる、ラインを止めることもできるし。
VPN接続とかにしたら下で今度は、初期の手間が増えたりしそう。
- 作者: M2Mコンソーシアム
- 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
- 発売日: 2008/09
- メディア: 単行本
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