【読書ノート】新インナーゲーム(52冊目)
■概要
この書籍が発売されたことによってそれまでのスポーツに置ける指導の仕方が見直されたとされるほど、現代のスポーツにおける指導方法に影響を与えた書籍。
以下のような人にはおすすめ。
・スポーツ全般に関して上達したい人
・自分がなにかしら指導する立場の人
■おもしろかったこと
①スポーツにおいてベストなパフォーマンスをしてのはなにも意識していない時
いわゆる「ゾーン」とか「フロー状態」とかには入っているときを想定している。
改めて言われると、腑に落ちる。
練習中に「もっと体のこの部分をこう動かそう」とか、「さっきのプレーはこうすべきだった」と自問自答しているときは、集中のレベルが低い。
ベストなパフォーマンスをしてるときは、「無意識であり、熱中しなにも考えていない状態」だったりする。
②細かく指導すること、細かく体に意識を張り巡らすことが上達の近道ではない。
言語で働きかけるとどうしても体には「力み」が生じる。
スポーツのように複数の間接、筋肉を繊細に制御しなければならないスポーツにおいて、意識を通して制御することは難しい。
良い悪いの判断を捨て、「動き」をイメージして体にまかせる。
言語化はできないかもしれないが、それが上達していくスピードをはやめるという。
これまでのスポーツにおける経験において、「体をもっとこう動かそう」、「もっとこう動かすべきだった」という
価値判断をすることで、修正し、上達すると思っていたが、全く逆のことが書かれていて面食らった。
「成功のイメージ」、「自分の動きの観察」、「体にまかせる」、今後やってみたい!。
- 作者: W.T.ガルウェイ,後藤新弥
- 出版社/メーカー: 日刊スポーツ出版社
- 発売日: 2000/07/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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意識することが上達ではない
コーチングで調べるだいたい
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