【整理】異業界異職種への転職後をふりかえる
■まえおき
前回の【整理】異業界異色種への退職エントリー(SEから営業へ)を書いた。
今回は、異業界異色種の転職で数ヶ月勤めてみてどうだったのか振り返ってみる。
■そもそもの転職で実現したかったこと
転職のきっかけは以前に書いたこちらの記事に書いたある通りだが、
実際に営業に転職して実現したかったことは以下だった。
・相手の実現したいことから、本質的な課題抽出・解決をするような仕事がしたい。
理由としては、やはり前職での「本質的な目的に対して、必要とは思えない労働」の改善が念頭にあった。
自分で相手の課題をみつけ解決策を提示できるような働き方をすれば、上記のようなことを改善できる、と。
・それがより本質的で(より経営の近くで)
・それがより顧客の近くで
といった想いがあった。
■実際に転職で受けたとこ
上記が軸であったため、ITコンサル、人材営業も受けた。
理由としては、「自分がしたいこと」と「自分ができること」の重なる部分であったため。
経営課題に対し、手段(IT・ヒト・モノ・カネ)はどれでもいいなとは考えていたものの、
自分のできることが活かせそうなのは、IT・ヒト領域というイメージであった。
※ITコンサルではSE経験が活きるし、人材領域では前職の職業理解が活用できるため。
※偉そうに書いているが、
目の前に現実に逃げて転職でも、やりきったあとの転職でも、
転職先で実現したいことが明確で、それに向かってやれる覚悟があるなら
なんでもいいのではというのが自論。
■実際に働いてみてどうか
結論から言うと全くできていないなーという感じ。
理由としては、
・課題が顕在化している顧客にたいし、御用聞き営業になってしまっているため。
顧客の課題抽出というより、「◯◯な人材の不足」がほしいといった顕在的な課題になっている場合、
それを解決することに必死になっている。
上記のため、相手の採用要件を求人に落とし込むというのが仕事になってしまっている。
■これからについて
・顕在的な課題を解決して、関係構築をした上で事業展開、事業課題という話までできる関係になる。
・相手の要件、要望に共感した上で、採用で解決した課題はなにか、本当に顧客がいう採用要件の人材で解決できるのか
を一緒に考えていけるようになる。