優秀な人が陥りがちだと思う事
今回は、プログラミングから少し距離を置き、日頃仕事を行っていて「なんだかなー」と思う事。特に頭のきれる優秀な上司に感じることを、優秀な人が陥りがちだと思う事として書きたい。
優秀な人が陥りがちで人への評価や過大な対処を招きかねないなと思う事。
それは、
物事をすぐに「一般化すること」
つまり、Aの事例から他の事例に関してもAと同じことが起きていると推測してしまうことなんじゃないかなーと思う。
もちろん、ここでいう一般化は良い面もある。
一般化の良い例
たとえばシステムの開発では、
1、一つの障害がみつかる→他の類似するロジックを使用しているところで
同じ障害が起きているのではないかと推測する
2、一つの設計書のミスを見つける→同じような間違いを他の個所でもしていないか
確認する
など。
一つの事例から他の修正個所を見つける頭の回転のはやい
人の思考回路のようにみえる。
障害やミスなどを洗い出すときにはとてもよい手段かもしれない。
だが、同じように思考方法で人の所作や評価をしてしまう可能性もある。
一般化の悪い例
いくつか例を挙げる。
1、AはCの仕事ではうまく進捗管理ができなかったからBの仕事でもうまく
進捗管理できないだろう。
2、AはAの仕事の段取りが悪いから、他の仕事でもだいたい段取りが悪いだろう
3、Aは酒の席で気を遣えない人間だから、仕事でも気をつけないだろう
なんかうまくいえないけど、
一般化の思考回路
Cの事例→Aはこういう人間だろう→だからDの事例でもAはこういう仕事を行うだろう
具体例→一般化→具体例であてはめて考えていて、それはそうなんだけど。
何か納得いかない。
・Cの事例は特別だったかもしれない。
・Dの事例ではAは違う働きを見せるかもしれない
→具体例はいくつ集めても。絶対的にAはこういう人間でこういう仕事をするとは
いいきれないと思う。
もちろん、傾向や特徴は具体例の数だけあると思うが。
それを一つの事例、成功や失敗を含めて判断するのは、一般化しすぎ何じゃないかなと思ってしまう。
一回の実績で判断されるのが、仕事の厳しさだったり、
人の一面でその人の印象を持つのが人間だという事は
理解してるけど、
なんだかなー