【読書ノート】仮説思考(55冊目)
■概要
限られた時間で課題設定、課題解決を行わなければならない人向け。
情報収集を重ねて重ねて、結論ではなく、
仮説をおいてその正しさを検証することに時間を使った方が良いという考え方。
コンサルは頭の使い方が違うなーと思わせる書籍。
■面白かったこと、気になったこと
①課題の洗い出し、優先度付け、分解は必ずしも有効でない。
限られているリソースの中で、理想的な上記を行っていると、それぞれの小粒な課題に対するアクションが膨大になり、
中途半端なケースになる場合が多い。
※大企業のエリートに多いとのこと。
②仮説を立ててから、必要な情報、ストーリーを描く。(よけいな情報は集めない)
事象となぜそうなっているかまで掘ったら、あとは仮説を立ててその正しさを検証するためだけに時間を使う。
その際、検証に必要なストーリーラインを組み立てること。
パワポでいう空のスライドを用意しておくらしい。
- 作者: 内田和成
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/03/31
- メディア: 単行本
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