【読書ノート】M2M―あらゆるモノを通信で繋ぎ競争力に差をつける!(53冊目)
■概要
日本の製造業でどのようなM2Mが進んでいるのかを知るために購入した本。
正直、微妙。
述べていることも既知だし、具体例も知っているようなことだったので。
発刊年をみたら、2008年だったのでしょうがない。
■おもしろかったこと、気になったこと
①なぜ東京で公共インフラの自動検診がすすみにくかったのか(ガス、水道、電気)
都心は住宅が密集しているかつ、検診後そのまま検診結果をポストに投函できるため。
システムの投資よりも現状の人による手動検診のほうがコストが安かったため。
これを考えると、
「M2Mを導入のメリットの1つである現地に行かなくてよい」は、
都心よりも、地方で進みやすいんだろうなと。
都心の工場よりもいくつかもつ企業よりも、全国の地方にちらばる工場をもつ企業のほうがM2Mの導入メリットは大きい。
②セキュリティの重視が増しそう
工場のモニターや工場機械の設定、カメラの動画をリモートで閲覧/操作できるとなると、
悪意のあるハッキングされたら被害は甚大だろうなー。
おそらく機械に想定外動作をさせる、ラインを止めることもできるし。
VPN接続とかにしたら下で今度は、初期の手間が増えたりしそう。
- 作者: M2Mコンソーシアム
- 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
- 発売日: 2008/09
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 36回
- この商品を含むブログ (1件) を見る