【読書ノート】アカマイ 知られざるインターネットの巨人(43冊目)
■概要
タイトル買い。
アカマイ 知られざるインターネットの巨人<アカマイ> (角川EPUB選書)
すごい前にネットワークはなぜつながるのか ― 知っておきたいTCP/IP、LAN、ADSLの基礎知識を読んだことあるなーレベルの自分でもおもしろく最後まで読めた。
特に問題なければ、普及したテクノロジーの仕組みなんて調べにいかないよなーという実感しつつ、
少し知れべたら、調べたでおもしろいなーと。
多分、素人にもわかるように単純化してあるので、もっと複雑なんだろうなと思うけど。
■気になったこと
改めて、過去の技術者達が考えていることはすごい。
メモレベルだけど、
・ルーターは、より多くのトラフィックを流すために、高度は判断はせず道路標識レベルでの情報伝達に徹している。
※パケットが最後まで届いたかどうかなどは知らない。
・一つの通信で、回線が独占されないようにパケットという小さい単位に分割して、あたかも同時に複数データを通信しているかのようにしている。
・権限DNSに毎回情報をリクエストするのは煩雑だから、キャッシュ用DNSを置く。
※取得頻度の多いデータは、なるべく近くおくほうが効率がいいんだという思想は、ブラウザのキャッシュ、メモリもそうだし、DNSのキャッシュも一貫してる。
・大規模なリクエストが飛ぶようなサーバーには、実はリクエストは飛ばず、DNSでアカマイサーバにリクエストするように指示されている。
・ネットワーク上で一生情報が伝達されつづけないように、ルーターを経由するごとにカウントダウンし、一定の数値が来たら破棄されるようになっている。
・アカマイは、上記の一定の数値を利用し、ゴールとなるサーバへ届くまで、1つ1つどこのルーターにを経由しているかを把握する
基本的に、以下のブログにまとめてあるのが非常に丁寧でわかりやすい。
アカマイ 知られざるインターネットの巨人<アカマイ> (角川EPUB選書)
- 作者: 小川晃通
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2014/08/11
- メディア: Kindle版
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