新卒から文系エンジニア→人材業界に転職した人のブログ

新卒から文系エンジニア→人材業界に転職。技術・スキルがないためブログを通して勉強。その後、IT業界の業界知識が活かせる人材業界へ。異業種×異職種の転職経験有り。

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【仕事】SES営業とSI業界の構造について

■SES営業の仕事内容


①開発してくれるエンジニアがほしい会社

②エンジニアを雇用しているまたは、エンジニアを紹介できる会社は、エンジニアを紹介したい。


SESの営業は、①と②をマッチングさせることが仕事。


※実際、②は直接雇用しているエンジニアを紹介することもあれば、パートナーのエンジニアを紹介することもある。
 パートナーの場合は、中抜きを行うらしい。(月60万を月55万しか払わず、月5万の利益を得るなど)



■参入障壁低い

人材ビジネスもそうだが、マッチングビジネスは参入障壁は低い。

理由は、パソコンと情報があれば成立するため。

ただ、マッチングを行うWEBサービスなどもある。


itnabi.com


■業界の構造


よく言われていることだが、建設業界とSI業界は、以下のように同じような構造。


①「システムを構築してほしい」クライアントが、大手ゼネコンに発注

②大手ゼネコンから2次請け、2次請けから3次請けへ仕事を依頼する。


このような構造が維持されている理由としては、

①雇用のリスクを抑えるため

ウォーターフォールによる開発は、工程による人員の増減が激しい。

そこで必要になる最大値をまかなうほど、ゼネコンが人を雇用・確保することはリスクでありコストである。

見積もり額が高額でかつ、長期にわたるものであればなおさら。


②クライアントとしては、「期間が長く、見積もりが高いサービス」はできるだけ安心できる


いわゆる大手ゼネコンにあたる企業(実績・資金力・保証可能)に発注したいため。


したがって、日立・富士通NECなど規模が大きく知名度がある企業に発注が偏ってしまう。
実際に中でシステム開発している人々は、聞いたことも無い会社名に関わらず、だ。


クライアント立場(大手の情シス部門)になると、下手に無名の企業に発注を行い、システム開発が頓挫した場合
責任をとることになる。それを考えると、とりあえず大手ゼネコンへ発注が最良の選択に見えるのかもしれない。

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