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文系の学部から新卒でメーカー系のSIerに就職。技術・スキルがないためブログを通して勉強。その後、IT業界の業界知識が活かせる人材業界に就職

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【読書ノート】選択の科学 -より選択肢が多ければ、選択されるわけではない-

久方ぶりに「面白い」・ワクワクするような書籍を読んだ。

選択の科学

選択の科学

選択の科学


■概要

人生における「選択」という意思決定において、様々な側面から
考察する1冊。


・消費者の購買行動上、より多くの商品から選んだほうが「購入」となる
可能性が高いのか?


・絵具、描く対象を「自ら選んだ場合」と「他人が選んだ場合」とどう違うのか?


・文化的背景は、アングロ系かアジア系か関係があるのか?


・恋愛結婚とお見合い結婚の満足度はどう違うのか?



などなど、興味深い実証実験を行われ、それに対する考察が展開されている。




■その他印象に残った・面白かった部分

①より選択肢が多ければ、「良い」というわけではない。

本書のジャムの実験では、限定された個数の中での選択のほうが,
消費者は選択を行い、購入する傾向がある。
人間の処理レベルを超える8個以上だと、選択を放棄してしまう傾向にある。

  

人は、選択対象が「区別があまりつかない対象物」、
「自分の専門的な知識がない領域の商品」の場合、
選択肢が多すぎる場合や、情報量が多すぎる場合は、選択を放棄しがち。

だから、信頼のおける人物が、同じようなニュース、品物、なにが差別化されているのか
わかりづらいものを選択してくれるキュレーションサイトやブログが
乱立するんだろうなと感じた。



②「きみはどうおもうか?どうしたいか?は、場合によっては無能な上司」と思われることもある

本書において、アングロ系で展開する工場にて、自主管理方式でチームを統一し、
メンバの自主性に任せた組織運営をさせていた。
しかし、それをアジアの国に持ち込み、上記のような問いかけをしたところ、
無能な上司がきてしまったと煙たがれたという。

  
国や文化を超える場合は、単純に成功体験をそのまま移行するというのは、
うまくいかないものなのかもしれないと感じつつ、非常におもしろい事例でもあった。
  



リクナビの限界を感じたこと

違いが一見すると比較しづらいものが、人間の処理レベルを超える8個以上だと、
選択を放棄してしまう傾向にある。


上記のことを考えると、以下の点から、
リクナビから転職活動をしづらい、なにかを選択しづらいのではないかと思う。

  ・検索結果が多すぎる。

  ・特集にて20件から30件の求人案件を送ってくる。

  ・エージェントから送られてくるオファーが10件以上一気に飛んでくる。
  
  より求職者が望む情報を絞り、選択させたほうが企業とのマッチング率があがるのかもしれない。

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