【読書ノート】システム開発とコンサルタントとの似ているところ ーコンサルタントが1年目に学ぶことー
■概要
個人的な読書メモです。
今回は以下の書籍です。
■印象に残った・面白かった部分
☆課題や解決すべき問題に対するアプローチは、全体を俯瞰してから定める。
→ロジックツリーで一つの問いに対する論点を洗い出し、論点を細分化。
その上で、具体的なアプローチを数値を根拠に主張する。
→抽象的な作業から作業をもれなくだぶりなく洗い出すは、システム開発と似ている。
WBSの作成とか、もろ。
例)やせたい?という問いに対して
×とりあえず、直感的に思いつく「運動を行う」というアプローチを実践する。
◯1、論点をもれなく、ダブりなく洗い出す。
・摂取カロリーを減らす →口からの接種するカロリーに対し、食事制限をする、体内の摂取率を下げる
・消費カロリーを増やす →放出カロリーを増やす、基礎代謝をあげる
・体内の不要蓄積物を減らす→脂肪を除去する、脂肪以外の老廃物を除去する
2、数値を持ってどのアプローチが最適かを判断する。
☆複数関係者でプロジェクトを進めていくときは、課題管理表を作成する
だれが、いつ、だれに、なにを依頼したか、ステータスはなにか、なにが完了したらクローズするか。
→システム開発でもお客様との課題管理表は必須。複数関係者でプロジェクトを進める場合は、
普遍的に必要になる、より円滑に進める手段の一つなのかもしれない。
☆コミュニケーション(口頭・メール・プレゼン)は常にPREPを意識する。
P OINT=ポイント、結論
R EASON=理由
E XAMPLE=事例、具体例
P OINT=ポイント、結論を繰り返す
→名称はついていなかったけど、大学の論文作成時に教授にも同様のことを言われたことを記憶している。
「話がわかりやすくなる」という意味では、普遍的な方法なのかもしれない。
普段の報告だったら、PRだけで良さそう。いちいちPREPやったらうっとうしい。笑
→これはシステム開発に限らず、上司・同僚・お客様とのコミュニケーションがあればどの職業でも必要。