新卒から文系エンジニア→人材業界に転職した人のブログ

新卒から文系エンジニア→人材業界に転職。技術・スキルがないためブログを通して勉強。その後、IT業界の業界知識が活かせる人材業界へ。異業種×異職種の転職経験有り。

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【テスト工程】マトリクスについて

【今回の紹介】


テスト工程にて、使用されるマトリクスの重要性について再認識したので、メモしときます。

【内容】

■テスト工程におけるマトリクスとは;対象機能のとりうる処理パターンをすべてもれなく把握するための手法。
■マトリクスを使用する目的    ;全体パターンのどの部分のテストを行ったのか明確にするため
 ※マトリクスを使用せずに、テストを行うと後工程にて、対象機能で不具合が発生した場合、以下のことが起こりうる
 ・網羅性に根拠が無いため、パターンの洗い出しからテストを実施し直す(全体のどのパターンをテストしたのか不明なため)

■マトリクスの注意点;すべての洗い出したパターンの中で、テスト項目の精査を行うこと
          (テスト不可能なものも、パターンとして洗い出した上で、実施しないというのが重要)
          すべてのパターンを洗い出すと到底、現実的な工数で行うことが不可能なパターンとなることが多いため
         ・精査を行う際は、
          ・効率の良いパターンを選定する(最小時間で最大のバグを出せるようなテスト項目の削減をする)
          ・処理内容、内部の分岐を考えながら、網羅性を念頭に置きつつ

■マトリクスの作成方法
 1.処理条件を洗い出す(ユーザの差異・処理分岐があるデータのバリエーションなど)
 2.1で抽出した条件にて組み合わせを行う
 3.システム上、または処理上あり得ないものを削減。その際、必ず削減理由も明確にすること
 ※あまりもの条件が多い場合、小さい単位で2.3を繰り返し、最終的な組み合わせの前の組み合わせを減らす
  また、後工程で確認するために、必ず抽出項目は削除履歴と削除理由を残しておくこと

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