【振り返り】最近のPT工程での遅れについて
【今回の紹介】
最近、あんまりうまくいかなったPT工程付近のふりかえり
自省して、つぎはもっと円滑に作業をすすめられるようにしたい。
【内容】
■前提
規模 :2000〜2500項目
体制 :PT工程に携わる人数は4,5人
作業者:開発者2人、テスター3人
環境 ;各自ローカル端末
作業内容;PT(開発者では作業員がテストを行う。)そのため、個別機能に必要なデータは用意が必要
※pjリーダはいるが、PT工程を統括して推進する人が明確でない状態
経験豊富な開発者は、同時並行で行われていたPT仕様書作成のため、多忙
■よかった点
1.主体的に動けたこと(全体項目数の報告、日々の消化項目数の推移の報告)
2.定量的に報告できたこと(1日あたり◯項目数消化の見込みであり、○日までに終わる見込み)
3.役割・立場の変化(作業者→とりまとめ、作業指示をだす側へ)
■改善点
1. 理想:WBS通りにタスクが遂行される
現状:2週間ほどの遅れがでていた
原因:
①WBSに漏れていたタスクがあった(PT環境準備・追加のPTテスト機能)
→なぜ①がもれたのか
リーダー担当部分のため、不明。
②PT準備時に時間に想定以上の時間を取られた
なぜ、想定以上の時間を取られたのか
→PT準備を細かく砕いたタスクを把握していなかった(どのような環境が必要なのか・障害表の管理の仕方・最低限動作に必要なマスタデータ)
そのため、場当たり的にPT実施を止め、PTも必要な作業を実施してしまった
なぜPT準備の全容を把握していなかったのか
→経験不足。PT計画からPTに関わったことのあるメンバがいなかった。
知見のある人は同時進行で進んでいたPT仕様書の作成で精一杯であった。
対策;
①については、役割・立場では、対策をうてないため、省略
②については、
1.曖昧な作業項目は必ず細分化し、共有・確認すること
例えば、PT準備というタスクを降られたときに、今回のpjの場合なにを行わなければならないのか
を明確にする。切羽詰まっているときこそ、いったん俯瞰的にみることが、難しいけど大事
2.汎用的な作業項目は整理しておく
例えば、PT実施前には、いかのような作業が必要だと思う(順不同、思いついたのをとりあえず)
・PT実施計画の作成
・テスト観点の明確化
・障害の管理方法の決定(周知方法・修正タイミング・資産反映タイミング)
・エビデンスの取得方法の決定
・テスト環境の準備(※ローカル端末で行うのであれば、マスタデータ・その他テスト実施者共通の設定などの共有)
などなど